ビファーワインの醸造方法

ビファーのワインは発酵酵母と長期間熟成させます。このような醸造方法をsur lie (シュール・リー)と呼びます。通常のドイツワインは、収穫後6ヶ月程度でボトリングされるのが一般的ですが、ビファーのスティルワインは最低15ヶ月間、発酵酵母と熟成させます。ゼクトはさらに長く、ベーシッククラスのゼクトでさえ最低4年間、プレミアムクラスのゼクトでは10年間熟成させます。
sur lie醸造法によって、より繊細で上品なブーケが生まれるだけでなく、酵母の熟成香がワインにより複雑な味わいを与えてくれるようになります。酵母はワインをフレッシュに保つ還元力を持っていますので、ワインが熟成する一方で、フレッシュ感は保たれるという、ある意味、矛盾した変化を遂げるのがsur lie醸造法の特徴です。このような醸造方法で作られたワインは、ワインの成分自体がとても安定していて、愉しめる期間が非常に長いという長所もあります。
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